地方エンジニアが頑張るブログ

地方で働くエンジニアがどこまで最新の情報についていけるか、いろんな視点で書いていきます。

資産管理ソフトの比較

※これまでは、評価版をダウンロードして実機で動かしながら
評価をしていましたが、今回は評価版の入手が面倒くさかったので、
実機検証無しので比較となります。


資産管理ソフトを入れる目的はパソコンなどの台帳管理とソフトウェアのライセンス管理ではないでしょうか。

会社にどれだけのパソコンがあって、誰がどのパソコンを使っているなどを台帳で管理できるようにしたいというところでしょう。
また、どのパソコンにどのアプリケーション(ソフトウェア)がインストールされているのか、ライセンス数は足りているのかを
簡単に管理できるものとして資産管理ソフトが役に立つのではないかと思います。

台数が少なければ自分でExcelを使って、自分の目で1台1台確認していけばいいのですが、
機器の設置場所が離れていたり、台数が数百台とかになると時間がかかってしまいますし、ヒューマンエラーによる記述ミスも出ます。

資産管理ソフトでは、事前に各パソコンに資産管理用ソフト(エージェント)をインストールしておきます。
そして集中管理用の機器を用意して、各パソコンで動いているエージェントから情報を収集して自動的に台帳を作成します。
これでわざわざ現物を目視で調べて、台帳を作成する手間が省けます。
台帳にはOSのバージョン、インストールされているアプリケーション、使用ユーザなど様々な情報が含まれています。

必須となる機能は上記のものになりますが、この遠隔からネットワーク経由でパソコンを管理できるようになったことで、
他にもいろいろなことができるようになりました。

たとえば
・対象パソコンを遠隔から操作できる。
・対象パソコンでの操作を制限できる(USBを使わせないなど)
・複数台のパソコンにアプリケーションを一斉配布でインストールさせる。
・インターネットへのアクセス制限をする。
・電子メールを監視することができる。
・社内ネットワークに管轄外のパソコンが繋がらると検知することができる。

単なる「資産を管理」するだけでなく、「制御」したり、「セキュリティで守る」ということもできます。

今の製品は多岐に渡っているため、どの製品を選んだらよいのかわからないため、
私が今すすめる製品に絞って評価してみようと思う。

評価項目として
①使える機能
②オプション機能
③導入
④使い勝手(←今回は評価できなかったため、評価対象外とします)
⑤サポート体制
⑥最後に価格(ライセンス)

現在私が知る限り、資産管理ソフトと言えばこの3製品がメジャーではないかと思います。

○SKYSEA Client View(Sky株式会社)
○Lanscope Cat(エムオーテックス株式会社)
○AssetView(株式会社ハンモック)

実際に資産管理

○SKYSEA Client View(Sky株式会社)

2007年頃から提供している認知度と実績があるソフトです。

○Lanscope Cat(エムオーテックス株式会社)

2004年頃から提供しているソフトです。
認知度はあるかもしれませんが、SKYSEAと比べるとどうなんでしょうね。
実績に関しては大規模システムにも対応しているため、
パソコンが1000台以上でも管理できます。

○AssetView(株式会社ハンモック)

2000年頃から提供しているソフトです。
認知度、実績ともに、上記2社と比べると低いかもしれませんが、
機能の豊富さや、サポート体制については一日の長はあります。